「っということで諸君!薔薇座冬ソナは誠に遺憾ながらお蔵入りとなった。。。
どうあがいても芸術は政治には勝てないという残酷な事実を噛み締めて欲しい」
するとやはりと言うか団員たちからすすり泣きが。。。嗚咽が。。。。。
「あんなにいい作品なのに・・・行きつ戻りつのひつこい進行wの本家作品を
座長が渾身の力を振り絞って早送りwでまとめ上げて下さったのに・・・
またの日韓国交回復を信じていつか必ずや上演出来ることを信じて待ちます!」
またもや泣きに泣く団員たち。。。。。
ワタシだって遺憾に次ぐ遺憾なのだ
何てったって盲目演技自己練に突入していたのだからな
会う人ごとにその人の目線をずらして見つめるとかΣ(゚Д゚;)アラマッ
しかし過去は過去だ。。。。。
「では諸君!ここはひとつ気を取り直して次なる作品名を当ててもらおうではないか^^」
「はやっっっ!!!」
全員が全員クリビツテンギョウした
「いいからいいからホレ、、世界で最も愛されているチョー有名作品だゾ^^」
皆、腕組みを始めた
「ウエスト・サイド・ストーリーですか?」
「んなワケないだろ!みんな踊れないんだから(;一_一)」
「レ・ミゼラブルですか?」
「ああいう地味な民衆劇は嫌いなんだ!w」
「南太平洋ですか?」
「古っっっっっ!!!」
「ロイド=ウェバー版オペラ座の怪人ですか?」
「仮面をつけるのは二度とゴメンだ!(苦)」
「ラ・カージュ・オ・フォールですか?」
「オカマ役なんざ金輪際イヤだ!(ウ苦ゥ~)」
皆、汗が吹き出し動揺してきた。。。すると。。。
「あの・・・まさか・・・マイ・・・フェア・・・レディ・・・ですか?」
「そうだ!やっとわかったのか!」
するとすると皆一様に主演娘役=花乃 舞に顔を向け
だが5秒後に一斉に座長を振り返りガン見した挙句
「座長が・・・イライザ・・・なん・・・です・・・ね・・・」
「バカじゃあなかったんだなみんなww」
「諸君、考えてもみたまへ。世界広しと云えどここまで長年愛されている作品が
他にあるだろうか?特に日本では大地真央の功績もあってかなりの観客動員も
なされている。その上我が国でべらぼうに愛されている妖精ヘプバーンだ❤
そうそう、コレを見たまへ!」
座長は愛パッド(笑)をサッと出し見せつけてやるのであった
「ヌォオォーーーーーーー!和製オードリー・ヘプバーン!!!!!」
皆腰を抜かしたというか砕けた
「コレは本撮影前に単なるスマホで撮ったブツだ!コレだけでもこの実力なのだから←
本格的ヅカメイクで舞台に立ちソレを遠目で観てもらえばw
もはやオンナにしか見えないであろうどうだ!?まいったか???(*´艸`*)」
皆ぐうの音も出ない
「ならばもののついでだ!コレも見たまへ」
「プリクラでもこの実力なのだから(えっ!?)歳なんかいくらでも誤魔化せるハズだwww」
「隊長!!!!!!!(号泣)」
「やっとわかってくれたんだね。いいか?みんな!
何もワタシは自分が一度でいいから娘役をヤリたいからとか21歳の役が夢のようなどと
言っているワケではないんだ(そうなの!?)
世間に顔向け出来ないこの歳でこの老体にムチを打ちながら皆の先頭に立ち
広告塔としてす薔薇しい観客動員をしようという自己犠牲に成り立っている話なんだ
オトコがオンナになる(ToT)あぁーソレだけでソレだけで怖いもの見たさに(苦ぅ~っ)
増す華麗度にお客様が押し寄せ場内は騒然となるであろう」
「隊長~~~~~~~~~~!!!!!!!(嗚咽)
あっ!隊長!薔薇スティーユに桃旗がっっっ!!!!!!!」
って、、いつからワタクシ隊長になったんでしょか^_^;
ワタシなら出来る・・・
ワタシならヤレるニジュウイチ・・・
やってみせるわだって天災女優ですもの化物ですもの(ToT)(ToT)
見ていて下さい紫の薔薇のヒト♥_♥
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
END